【貧困】私について語ります【生い立ち】

98.貧困

ユイマルゴンです。

今回は、私の生い立ちや
私の画力についてどう思っているかをメインにお伝えしたいと思います。

参考:中学生が感じる”片親の今後”について(生と死・貧困・老後)

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投稿経緯

まず今回の記事をブログに投稿しようと思った経緯ですが
以下のリンクにありますように、週刊誌の方に
「母子家庭とコロナ」というテーマで
取材を受けた為です。

参考記事はこちらから

生い立ち

さて、まずは私の生い立ちからお話しできればと思います。

私は2008年に中国地方で生まれました。

兄は既に成人しており今は親元を離れて暮らしていますが、
それまでは兄と母の三人で暮らしていました。

母子家庭だったという事もありますので
今もですが決して楽な生活をおくれている訳ではありません。

 

・洋服は兄のお下がり
・中学の制服は知り合いのお下がり
・食べ物は賞味期限、消費期限切れが当たり前
・誕生日やクリスマスプレゼントに欲しかった物を貰えた記憶がありません。

 

そんな事もあり私の悪いところではありますが、
よく周りの人と比べてしまいます。

 

・何故私の家は貧乏なんだろう?
・何故みんな当たり前のようにプレゼントを貰えるんだろう?
・何故みんな部活や塾に通えるのに私は”金銭的なこと”で諦めないといけないんだろう
・何故みんな幸せそうなんだろう?

これらは幼い頃から今でも思っていることです。

どうしようもないことは分かってますし、
そんな中、必死に頑張って育ててくれている母にも申し訳ないと思っています。

しかし、この世の中を生きるということは競争や格差に嫌でも晒されてしまいます。
周りと比較しちゃダメだと思いつつも、嫌でも格差を思い知ることになるのです。
(これが所謂アフリカのようにな絶対的貧困ではなく、想定的貧困というものです)

少々、悲劇のヒロインぶって見えるかもしれませんが
これらは全て事実です。

次に母、父、そして兄について触れていきたいと思います。

1.1.母について

上記でもお伝えしたように私の家は母子家庭で、
母は女手一つで私たちを育てています。

今は年齢やコロナの影響で仕事は変わっていますが
これまでは、朝は販売の仕事、そして金曜土曜に夜はスナックに勤めていました。

そうです。
基本的に年中休みがないのです。

朝から夜まで私たちの為に働いている姿を見て、
小学生の頃から本当に感謝しており頭が上がりません。

母だってもっとオシャレがしたいはず
もっと自分にお金を使いたいはず

それなのに母子家庭という事で
他の人よりも苦しい生活を送ることになっている。

どうしてこうなるのか?
どうしてこの世の中は平等ではないのか?
社会福祉はどうなっているのか?

常日頃そう思っています。

1.2.父親について

そこで疑問になると思うのが、
父親に養育費などを援助してもらえばいいのではないか?
ということだと思います。

しかし、父は既に他界しております。

私が小さい頃の話ですが
土木業に勤めていた父は、仕事中に頭に機材が落ちて即死だったようです。

そうです。事後死です。

なので、頼ろうにも頼れません。

そして生前の頃から父もお金に余裕のない人だったようで、
養育費なんてもらった事はないとの事でした。
(離婚した原因もお金のことみたいです)

正直、私は父を憎んでいました。
こんな生活になった根本的な原因はこの離婚によるものだということを理解していたからです。

しかし、この気持ちをぶつける人はもういません。

1.3.兄について

父が他界したことを母は私に黙っていました。
しかし、他界している事を知ったきっかけは兄と母の喧嘩です。

兄は高校卒業と同時に進学したかったようですが
当然進学するお金もない訳ですから、それを父親に工面してもらうと母と話していました。

最初は「あの人もお金がないから」と母は言っていたようですが
口論の末に、もう他界しておりどうしようもない事を泣きながら兄に語り、謝っていました。

私はそんな二人の姿を寝ているふりをして聞いていました。

兄も母も泣いていました。
皆泣いていました。

まさに地獄って感じですよね。

兄はその後、卒業後の二年間派遣社員として工場に勤務し
今は就職しています。

自分で目標を立て、
人よりも遅れながらも自分で人生を決めた兄に対しても
本当に尊敬しかありません。

目標

私が生い立ちの所でお伝えしたかった1つとして、
世の中は決して平等ではないし
生まれた環境一つで人生は大きく変わってしまうという事です。
子供であれば自分一人でできることは限られてしまうので、尚更だと思います。

しかし、そんな中でも私は環境のせいにするだけではなく、
それが分かっているからこそ、
自分で努力をするべきだと考えています。


そして私は母の助けになりたいと考えています。

 

まだまだ子供なので出来る子は勿論限られてはいますが、
今は家のこと(家事・洗濯・食事の用意など)を出来るだけしています。
(学校や勉強の合間だったりするので本当に大変ですが・・・)

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2.1.絵師として

私には夢が大きく二つあります。

1つ目

絵師として有名になり
色んな方の役に立ち、女手一つで育ててくれいる母へ恩返しをしたいのです。

その一つとして
今はデッサンをして画力のあげる努力をしたり
有償ではありますが、絵の依頼を受けております。

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※いただいた依頼料に関しては
母の為に日用品の購入費に回したりしています。

多くの依頼を受けることで生活にかかるお金を少しでも減らす事ができる為
母からは泣いて感謝された事があります。

逆だ。
そう、感謝するべきは私の方なのに。

(上の方でも述べましたが母だって
私がいなければもっとオシャレや好きなことにお金を回せるはずなのに

2つ目

将来的には有名になって色んな雑誌に載ったり、
画力を認められて美術大学に行きたいです。

3つ目

私はこんな境遇だからこそ、
人の痛みに寄り添う事が他の方よりできると思います。

相対的貧困(片親などで周りより家庭環境が恵まれていない)にいる下の世代に

・努力すれば変われる
・環境のせいで夢を諦めないでほしい

私が成長することでそれを証明して、下の子達を勇気付けたいと考えています。

とにかくお金を中心として家庭環境で諦めて欲しくないんですよね。
私がそうだったように。

画力について

私にはまだまだ画力がありません。
それは私自身が一番分かっています。
同年代と比べてもレベルの低い絵だということは十二分に理解をしているつもりです。

時には心無い言葉を投げられる事があります。
(こちらについてはまた別のブログで紹介します)

しかし、そんな中でも暖かい言葉をくれる方や
こんな私に対してTwitterのDM等で絵の依頼をしてくださる方がいます。

そのおかげ本当に本当に少しではありますが、うまくなっていってると感じています。

最後に

以上が簡単ではありますが、私の生い立ちになります。

まずは毎日絵を描いて、そして実際に依頼を受ける事で成長していきたいと思います。

環境に負けそうになることも勿論ありますが、夢の為、頑張ります!

ここまでご覧いただき本当にありがとうございました。

参考:中学生が感じる”片親の今後”について(生と死・貧困・老後)

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