ユイマルゴンです。
今回、実際に片親家庭のわたしが問題視している片親家庭の老後についてお話ししたいと思います。
少し暗いかつ特に着地点のないお話ですが、
現状の問題や中学生がどのような視点で問題視しているか見ていただけますと幸いです
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その前にユイマルゴンの家庭環境は?
以下のリンクにて詳細にお話ししておりますが
母子家庭でいわゆる相対的貧困に当たる家庭になります。
片親の老後について言及してみた
実際に片親家庭出身のわたしが感じることを思うままに言及していきたいと思います。
まず、片親といっても千差万別だと思います。
収入が高い片親もあれば、収入が低い片親もあります。
今回フォーカスしていくのは後者の「収入が低い片親」家庭になります。
※後者の方が比率としても高いです。
老後に必要なものって何?
まず、老後に何が必要かご存知でしょうか?
それは、老後資金だとわたしは考えます。
では、その老後資金はどこからくるものでしょうか?
それは、現役時代の貯金・資産と老後年金になります。
では、老後年金はどこからくるものでしょうか?
それは、現役時代の収入から引かれた厚生年金or国民年金になります。
貯金もあって年金も貰えるなら老後安泰では?
貯金や資産も十分にあり、相応期間に厚生年金をしっかり払っていた方であれば
そう不自由することなく余生を謳歌することが可能だと思います。
ここでいう十分な貯金、資産とは「年金2000万」を基準に
2000万円ある方と定義することにします。
では、ここで今回のお題目である「片親家庭の老後」についてお話ししましょう
実際に片親出身のわたしが思うことですが、
とても2000万も貯めることはできないと感じています。
母子家庭ならなおさらだと思います。
それは、妊娠・出産を期に仕事を辞めるケースが多いからです。
つまりそれは収入が絶たれて、支払う年金も減ることになります。
そうすれば当然、老後にもらえる年金も少なくなります。
それだけではありません。
多くの母子家庭は、中々正社員に戻ることができません。
事実、わたしの家もそうです。
そうなると、何が問題か?
中々正社員に戻れないと何が問題なのでしょうか?
それは会社員が支払う厚生年金ではなく国民年金になるということです。
厚生年金を支払ってた方の年金額は15万前後
一方、国民年金を支払って方の年金額は5万前後と言われています。
5万ですよ?
高校生のアルバイトと変わらない額しかもらえず、それで老後を送れると思いますでしょうか?
簡単に生活をシミュレーションすればわかりますが、
まともな生活という観点ではまず不可能だと思います。
それは持ち家であっても同じことだと思います。
母の老後が心配(一番みて欲しい所)
わたしの母も国民年金です。
女手一つで育てるためには、時間に融通の利く非正規で働くしかありませんでした。
しかも母の雇用上、非正規であっても厚生年金ではなく国民年金です。
母も好んで一人親になったわけではないですし、頼る父もいません
※父は既に他界していますし、生前から教育費などもらうことは、父の経済上できませんでした。
一生懸命、一人で子育てした人に対して、そのバックグラウンドも加味せずに
「あなたは国民年金だったから5万円支給ね。それで暮らしてね」はあまりに酷な話だと思います。
母はお金がないことから、お墓は無縁仏でいいとまでいっています。
母子家庭なのでお墓は新規で作成することになります。
せっかくここまで母もオシャレしたりもっと自分に時間やお金を使いたかっただろうに
最後の最後までそんなこと言わないで欲しかった。
どうか、政治家の方にはもう少し色んな家庭があり、今の法律と制度だけでは救えない人もいるということ、そしてそれを既に中学生が感じていることを
問題視していただき、対処法や代替案を提案していただけること心から祈っております。
特に着地点のないお話でしたが、
母子家庭や父子家庭といった方が待ち構えている未来(老後)がどのようなものかご理解いただけたのであれば幸いです。

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